
漫画アプリ「ピッコマ」で連載中の「悪役のエンディングは死のみ」のあらすじと感想です。
プロローグを含む3話分を無料で読むことができます。
前回のあらすじはこちら。
第二皇子の誕生日パーティーに登場したカリスト。
その姿は血まみれで周囲から悲鳴が上がります。
しかも、気を失ったボロボロの男性を片手で引きずりながら───
「誕生日おめでとう。弟よ」
『悪役のエンディングは死のみ 第14話』のあらすじ・ネタバレ
カリストは不敵な笑みを浮かべながら祝いの言葉を述べ、引きずっていた男性を乱暴に放り投げました。「兄上!」
「なんたる非礼…!」
皇妃と第二皇子はその様子に色めき立ちますが、カリストは意に介した様子はありません。
「俺はただ弟の誕生日を祝いに来たまでです」
「お前がくる所ではない!」
皇妃は無礼な態度に怒りをあらわにします。
「何をおっしゃいますか。招待されたから急いで来たのですよ
ですが招待状を持ってきたやつがとんだクズでして」
その言葉に、カリストに投げ捨てられた男性の足がびくりと反応します。
皇妃はその様子を見て言葉を失います。
「弟よ、人を雇うときはもっと慎重にな」
そういうとカリストは倒れた男性になんの躊躇もなく剣を突き刺しました。
あたりに悲鳴が響き渡ります。
一体どうなってるの──?
急な展開にペネロペは困惑します。
「またこんな贈り物が欲しければいつでも人をよこせばいい」
カリストはそれだけ言い残すとさっさとその場を後にしました。
こんな展開はゲームになかった、と思ったペネロペですが、ふと「ちょっとした騒ぎで─」とゲーム内に書いてあったことを思い出してゾッとしました。
どこがちょっとした騒ぎなのよ!?
なんであんなに仲が悪いんだろう?
そう思った時、ピロンと音がして《新しいエピソードが始まるよ》というシステムメッセージが表示されました。
予想を超える皇太子の恐ろしさに一瞬迷うものの、いざというときはリセットすればいいと思い直して《YES》を選択します。
場面は庭園に変わります───
さて、いっぺん死んでみますか
カリストを探して庭園内を探し回るペネロペですがなかなか見つかりません。
キラリと輝く光に導かれて噴水の前にやってくると
「どこのネズミがコソコソしてるのかと思ったんだが…」
突然、背後から剣を突きつけられていました。
「これはこれは、エルカトの狂犬じゃないか」
カリストはそう言いながらペネロペの首に剣を押し付けます。
「よほど死にたいと見える」
冷たい瞳でペネロペを見据えるカリスト。ペネロペは怯えて声が出せません。
「なぜ俺の後をつけた?」
まずい、殺される──!
ペネロペは慌ててリセットボタンを探します。けれどリセットボタンが出てきません!
「返事はなしか…家族に別れでも告げるんだな」
殺す気満々のカリストに大慌てでリセットボタンを探すペネロペ。
「遺言は俺が直々に家族に伝えてやる」
冷たい顔でニヤリと笑うカリスト。
リセットボタンはどこなの!?
『悪役のエンディングは死のみ 第14話』の感想
リセットボタンが出てこない!?まさかの展開ですね!
原作ゲームでは何度も殺されていたというカリストを相手にリセットボタンがないのは怖すぎます。
しかも、首に剣を突きつけられた状況でリセットボタンが出てこないなんて。
怖すぎる!
第二皇子は爽やかそうに見えてカリストに刺客を差し向けるとか、なかなか腹黒そうな雰囲気ですね。
皇妃はそれを知ってたのかな?
カリストは人を傷つけることに抵抗がない様子なのは分かったけれど、今のところは理不尽なことはしてないんですよね。
ゲーム的にはギャップがあるはずだから、一体どんな事情があるのかな?
そしてこの絶体絶命の状態をペネロペがどう切り抜けるか楽しみですね!
次のエピソードはこちら。
ここまで読んでくださってありがとうございます。次回もお楽しみに!